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/ 柔道療育とは |
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柔道療育
コーディネーショントレーニングに適した「柔道」の基礎運動による体幹強化を含めた『身体づくり』。
転んだ時に身を守る『受身』の練習。
あいさつ、整列、対人関係の構築を目的とする『礼節』。
を経験し身に付けることにより、【生きる力】を養います。
Aim |
/ ねらい |
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『身体づくり』では、幼児期に獲得したい基礎的な動作に加え、「定位」「変換」「連結」「バランス」などコーディネーション能力の向上を目指しています。その中で得られる自信や達成感、向上心を養うことにより、【挑戦】する気持ちを育てます。
『受身』では、転んだ時のケガを最小限に抑えるための転がり方の練習を行い、安心安全な生活を得ること。さらには、受身の練習を続けることで、【継続】する大切さを感じていただきます。
『礼節』では、「あいさつ」「整列」「対人関係の構築」を体験・経験します。私たちが考えるコミュニケーションスキルの中で必要なスキルは、【礼節】と【感謝】の気持ちです。小集団の中で指導員や友達との関係性を経験することで、【礼節】と【感謝】の気持ちを育て、社会性や適応能力を養います。
明武館療育クラブでは、柔道療育で『生きていく力【社会への成長】』を目指しています。
発達障がい ✖ じゅうどう |
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発達障がいや発達に凸凹のあるお子さんに「じゅうどう(柔道)」をすすめる理由があります。
身体づくりに役立つ | コーディネーショントレーニングに適した「じゅうどう」の基礎運動は、「ゴールデンエイジ」と言われる幼児期・児童期に伸ばすべき運動神経を成長させます。そして、体幹を含めた体力も向上し、自身につながります。 |
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礼節を学ぶことができる | 礼節とは、コミュニケーションスキルです。「状況や相手に応じて、程よい礼儀を示すこと」つまり、「状況に応じた対応が出来るようになる」ということです。柔道では、「礼に始まり礼に終わる」と言われます。社会の中で人と接する時は、「あいさつ」から始まります。柔道では、まず「あいさつ」から練習します。 |
感謝の気持ち | じゅうどうは相手がいないと練習できません。練習する相手には必ず敬意を払い、感謝の気持ちを持って、練習に取り組みます。人間関係には「感謝」の気持ちを持てる心が必要です。 |
対人関係の構築につながる | じゅうどうは、独り善がりでは技を決めることができません。相手の動きや感情に対応して技を入る競技です。状況に応じた対応が出来なかった時、我を振り返ったり、怒りの落ち着かせ方を一緒に考え、その状況に応じた対応を経験し身に付けていくことにより、より良い対人関係の構築を目指すことができます。 |
自分と向き合う | じゅうどうの時間では、みんなで整列をして、正座・黙想を行います。じっと姿勢を保ち、自分と向き合うことで、心を落ち着かせ、自分と向き合う時間となります。 |
達成感を得られる | じゅうどうは、みんな「ゼロ」からのスタートです。「あいさつ」「受身」「体の使い方」それぞれをスモールステップで身に着けることが出来ます。「出来た!」が達成感や自信に繋がります。 |
護身につながる | 柔道には、自分の身を守るための「受身」があります。つまずいて転んでしまった時や押されて転んでしまった時などに、「頭を守り」、ケガを最小限に抑えることが出来る「受身」を身に着けることが出来ます。 |
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/ 運動メニュー |
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走動作
ねらい
歩く・走る動作の習得は学校生活に限らず、日々の生活を送るうえで欠かすことができない動作です。あらゆる場面で求められる動作の一つであるため幼児期・児童期での習得を目的とします。

跳動作
ねらい
この 動作は非日常な動作でもあるために 、 アクシデント や イレギュラーな場面に遭遇した際の回避行動に影響を及ぼします 。また、学校体育では跳び箱 や縄跳びといった授業があるため求められる場面も多いため獲得を目的とします。。

投動作
ねらい
小学校体育の年間指導計画の20~30%がボール遊び運動です。投げる 、捕る 、蹴る 、打つといった動作の獲得により学校活動を楽しく過ごせることを目的とします。

受け身動作
ねらい
非日常的に起こるアクシデント(つまづき、転倒) に備え 、 身をまもる受け身動作が反射的に取れることでケガのリスク軽減を図ります。また 、体幹強化 、空中感覚 、逆さ感覚なども養えるため学校体育での器械運動(マット 、鉄棒)などにも間接的に効果が期待できます。

バランス・体幹
ねらい
スマホやゲームなど遊び方や生活様式の変化により、 姿勢の悪い 子どもの増加が懸念されています。障がいを抱えたお子さまは姿勢保持が難しく、移動の際も転倒リスクが高いことが多いです 。そのため、バランス能力や体幹の強化を図りケガや事故を未然に防ぎたいと考えます 。